「引越事業は、一般の人たちの生活と密接に関連したサービスである。したがって、引越サービスを行っていると、生活者の様ざまなニーズを把握することができる。これらのニーズを汲みあげて事業化できれば、多様なサービスの創造が可能になる。このように引越事業から派生したサービスを独自に展開するために、新会社を設立するのも物流企業における事業多角化の一つの経営手法であろう。高齢者の生活パートナーを目指して、昨年(09年)11月に設立されたトランスフォーマー(本社・東京都港区、坂田いくこ社長)も、そのような会社の一つである。引越サービスから派生するニーズの中には遺品の整理などもある。また、それ以前の段階として、高齢化社会が進む中では「買い物難民」のニーズに対応するサービスなどもある。このような高齢化社会にあって、地域の活性化に貢献する生活パートナーをモットーに設立されたのがトランスフォーマーだ。